優先順位と劣後順位
皆さんは、「やることリスト」を作っていますか?
例えば、今日することは”買い物”、”プログラミング読書”、"資料作成"で、その中の優先順位は①”資料作成”、②”プログラミング読書”、③”買い物”と決めていると思います。
このように、日常生活でも仕事でも、やることのリストを作って優先順位を決めていますよね。
今日お伝えしたいのは、劣後順位という話です。
優れた経営者は、劣後順位も意識しています。
マネックス証券の松本大CEOは、「金融業しかしない」と他の事業をやらないと言っているようです。
このように劣後順位(やらないことを決める)ことで、組織間での共通言語になるようです。
また、金融業に集中することになるので、より経営資源を集中することができます。
確かに、マイケルポーター※も「戦略とは何をやらないかを決めることである」と言っているように、やることを決めるより、やらないことを決めることが難しいですね。
※バリューチェーンなどの思想を考えたハーバードの学者
今日は「劣後順位」について、お伝えしました。